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日本キジについての蘊蓄!・・・♪

 投稿者:Elhew Kennels Japanメール  投稿日:2018年 5月 4日(金)13時16分48秒
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  日本キジの原種はモンゴルですが、シーボルトが日本キジについて書き記した古文書(御門時代モンゴルキジを改良した話)をヨーロッパへ持ち出したので日本には何も残っていません。
日本で語られる日本キジの話しは、「桃太郎」のおとぎ話くらいです。
しかし、日本キジの習性についてはフランスなどで研究され天敵の影響による逃避能力に着眼し、レッドグラウス等日本キジによく似た(ずる賢い)習性のゲームを得意とする系統の繁殖が行われ多のも事実です。

日本キジの習性!

日本キジの天敵は、イタチ・テン・キツネ・野犬・野猫・猛禽類です。
近代では、イノシシ・ハクビシン・タヌキ・カラス・猟犬等です。
天敵の中でも猛禽類に対する警戒心は特に強く、日本キジの目の構造は常に上空が見える構造になって居ます。
日本キジが隠れ込む性質もやはり猛禽類から身を守るために発達してきました。
ずる賢い日本キジ(ヒネキジ)は、よく走るがこれは先天的なものでは無くて後天的体験のもたらせた性質です。
この「走る」・「隠れ込む」と言う二つの習性があるからこそ鳥猟犬の「ポイント」が成り立つのです。
ここで重要なことは「走る・隠れ込む」と言うグラウスやクエール(ウズラ)に無い習性です。
日本キジから数メートル手前でポイントしたポイント犬に近づけば走られるでしょう。
これがグラウスやクエールだとポイント犬の周囲で沢山這い回っています。
YouTubeやNationalChampion戦のDVDを見てもポイント犬の前に踏み入れてゲームを飛翔さす事が出来ます。

隠れ込む習性!

日本キジの隠れ込む習性にはおおよそ次の2つの習性があります。
(その1) 通り抜けてくれないかと期待しながらそっと脇道にそれて隠れて様子を見ています。
(その2) 飛んでも這っても危険な状況だと判断すれば潜り込んで隠れます。
その1のへのポイントは前に日本キジが居るので止まる一般的に一番多いパターンでは無いのでしょうか。
この様なポイントは多少系統的な差があるとしても全ての犬が出来るポイントです。
その1の場合、知らずしてその場を通過中に思わず立ち止まった瞬間に足元からいきなり日本キジが飛び出しビックリした経験をお持ちの実猟マンは沢山居ると思います。
日本キジを熟知した人の中には心眼でこの隠れて様子を見ている場所が分かる人も居ます。
その熟達者群馬県の小山先生について紹介します。
小山先生は美術館の館長さんで、リベラル・アランズ系の犬舎主で知る人ぞ知る人物です。
鷹匠の研究をしている私の猟友の清家氏は、群馬県の小山先生宅を訪れ数人のグループでキジの鷹狩りを行いました。
小山先生は、杖代わりの長い竹竿で日本キジが潜んでいそうな草むらをいきなりポンと叩いて日本キジを飛び立たせて鷹狩りを行いました。
この正確さには驚きまるで神業のように感じたそうです。
その2へのポイントは、神秘的状況のもとで、飛んでも這っても危険な状況だと言う事を悟らす猟犬の資質が問われるシーンです。
土佐モントローズやロン・オブ・ホウガク等は鼻先・顎の下・腹の下に日本キジを潜らせ(隠れさせ!伏せさせ)てポインとしました。
私は土佐モントローズは話しか聞いたことがありませんがロン・オブ・ホウガクは見せて頂いた事があります。
後に山本和夫先生が作出し訓練した土佐・ブラックメリー(ロン・オブ・ホウガク系統)を6才頃戴いてヤマドリ猟を行い何の隠れ場も無い私の胴回り大の杉山でヤマドリにポイントしたのが顎の下でした。
メリーは飛び込みの悪い犬でしたがゲームの飛翔には何の心配もありませんでした。
何故ならば!日本キジでもヤマドリでも飛び込まさなくても飛翔さす事が出来たからです。
だってゲームはそこに居るんだから!
ヤマドリの経験は無いですが小綬鶏やキジの群鳥には俗に言うラウンドをする事もありました。
しかし私はこのラウンドは森の中から誘き出す猟技の未熟さから来たものでは無いかと考えています。
理由は土佐モントローズやロン・オブ・ホウガクも森の奥深くからゲームを藪際まで導き出してポインとしたという話を聞いたことが無いからです。
著名なブリーダーのラベラックやハンフリー達のクラスドッグは森の奥深くまで追い込んでポイントしても主人が見つけられないので誘き出した藪際の見えやすいところでポイントしたと記述されています。
現在でもアオア系等に見られる養殖鳥や自然鳥関係無く日本キジを真上向けて飛翔さす等も深く根付いたアオア系の習性だと思います。
本当に取らせてくれるクラスドッグに恵まれるとどん欲なキジ撃ち根性が一変すること間違いありませんヨ!。
次はモントローズ公爵作出犬アイル・オブ・アラン系について書きます。
(92423)

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